「スキー場スタッフこそ、ハイシーズン中にほかのスキー場に行けない」
というちょっとしたジレンマがあります。
シーズン中に連休をとってホームのスキー場をお留守にするのが、「タブー」とまでは言いませんが……足を延ばして遠方まで行くというのは、なんだかちょっと後ろめたいところ……。
本当はスキー場のスタッフこそ、もっといろいろなスキー場を「見て」「滑って」学ぶことで、ホームゲレンデに活かせることも多いとは常々思ってはいるのですが。
そんな折、スキー場視察のお話がぽっちゃりのもとに。
そのスキー場というのが、
▲ 山麓とは景色がガラリと変わり、山頂はまだまだ雪たっぷり
長野県白馬エリアのスキー場!
日本でも指折りのスキーのメッカですね!
これはぜひ!
ということで、地元高鷲観光協会や市役所のおじ様方と長野県まで行ってまいりました!
▲ お邪魔したのは『白馬岩岳スノーフィールド』さん!
白馬エリアのスキー場といえば――、
エリア内の10スキー場が協力し、『HAKUBA VALLEY』というエリア全体での展開を行っており、もうかなり浸透していますよね。
これは高鷲エリアの6スキー場が協力している『TAKASU MOUNTAINS』にとっても、きっと有益なお話が聞けるはず!
ということで、担当者の方々に貴重なお話を聞いたり、スキー場の施設を見せていただいてきました!
それにしても――、
景色がすごい!
ダイナランド も山頂に登れば美しい景色を見ることはできますが、こちらはなんといっても標高が高いです!
ダイナランドのあるお山「大日ヶ岳」が1709mの標高(山頂部分の標高です)に対し、こちら白馬岩岳のテラスから望む山々の標高は3,000m に迫る勢い!
うらやましいなー、と思いながらきれいなお山にちょっぴり感動。
テラスには、ドリンクやパン、スコーンにビスケットなどが楽しめるお店が併設されておりまして、
雰囲気もなかなかおしゃんです。
もちろん、お隣高鷲スノーパークの『TAKASU TERRACE』も負けていませんが、
ダイナランドのスタッフゥとしてはこちらも「うらやましい」ポイント……。
おまけで、
テラスの横には、せり出すような形のデッキの上に謎のブランコが設置されていました。
「YOO-HOO! SWING」というブランコのようですが、
「アルプスの何某ハ○ジ」を彷彿とさせるブランコ体験ができるようです!
▲ ゲレンデの説明を聞く「白馬に来た(郡上市の)おじ様方」
こうしてみると、スキー場のもつ“可能性”の鉱脈がまだまだ眠っているような気がします!
ダイナランドもまだ進化の余地を残している! そう思えた1日でした。
やっぱり、他のスキー場さんのところへお邪魔させていただくことは、いい刺激になります!
ダイナランドももっといいスキー場にしたいなー!
そんなこんなで、これからも皆様どうぞよろしくお願いいたします!
【次回予告】
Google map を眺めていたら登山に目覚めたという異色の経歴を持つアルピニスト・ぽっちゃり。しかし、「山をただ見ているだけでは登山家とは言えない」という初歩的なミスに気付かず、ついに大日ヶ岳登山を断念する。
一方その頃、エジプトの遺跡を巡る大冒険の果てに結ばれたオコーネル夫妻であったが、中国旅行前におこなったエブリン夫人の整形はおおむね失敗であった!
次回、ダイナランドスキー場
第1918話 『さーて、週末のダイナランドは?』
お楽しみに!